あなたは「人の顔色を伺いすぎてしまう」と感じることはありませんか？
✔ LINEの文章を何度も読み返してしまう
✔ 返事がないと「自分が何か悪いことをした？」と気になる
✔ 会話の後に「あの言い方、まずかったかな…」と後悔する
✔ 人の顔色を伺って、本音が言えない
✔ つい周りに合わせてしまい、自分の気持ちがわからなくなる
✔ 嫌われたくなくて、無理して頑張ってしまう
こうした行動の裏には 「相手を傷つけないようにしなきゃ」 という思い込みがあることが多いんです。
人の顔色を伺ってしまう方は最後まで読んでみてください。
顕在意識と潜在意識の違い
私たちの意識は「顕在意識」と「潜在意識」の2つでできています。
顕在意識は、普段私たちが意識できる思考の部分。
「今日は何をしよう？」
「この人とどう接したらいいかな？」
そんな風に考えているのが顕在意識です。
一方、潜在意識は無意識の部分。
「自分はこういう人間だ」
「こうするのが普通で当たり前」
という思い込みをつくるのが潜在意識です。そして、この潜在意識が、あなたの「人の顔色を伺ってしまうクセ」を作っています。
無意識の思い込みはどこから生まれるのか？
子どもの頃、「人に迷惑をかけてはいけない」「ちゃんとしなさい」と言われたことはありませんか？
「いい子でいなきゃ」
「人の気持ちを考えなきゃ」
そうやって、周りの顔色を伺うクセがついたのかもしれません。
実は、私自身も昔 「言い方を気をつけないと相手を傷つける」 という思い込みを持っていました。
学生の頃、私は思ったことを素直に伝えすぎて、
「なんでそんな言い方するの？！」「そんな風に言わなくてもよくない？」
と周りから怒られることがありました。
それ以来、言葉遣いを気にするようになり、LINEの文章を何度も見直したり、返事がないと 「自分が何かしたかな？」 と不安になったり…。
でも今は、コーチングを受けたことで 「これはただの思い込みだったんだ」 と気づけました。
ストレートに伝えるほうが相手に伝わりやすいこともあるし、むしろ 「はっきり言ってくれた方が助かる」 という人もいる。
今の私は、周りを見ても 「ストレートに言ってほしい」 という人ばかりになりました。
思い込みに気づき、それを手放しただけで、自分の言葉に自信を持てるようになったんです。
クライアントの変化
同じように「言い方がきつい」と指摘されたことで、自分の意見を言えなくなったクライアントさんがいました。
でも、彼女が思ったことを正直に伝えたことで、
✔ 会社でその意見が採用された
✔ 「人と違う視点を持っている」と評価された
✔ 会議で意見を求められることが増えた
と、むしろ 「自分の考えを伝えることが強みになる」 という経験をしました。
今では、自信を持って発言できるようになり、「こんなにラクになるなんて！」と驚いています。
思い込みを手放すには？
じゃあ、どうすればこの思い込みから抜け出せるのか？
思い込みを手放す手順をお伝えします。
まずは、自分の行動を観察してみてください。
「今、本当に言いたかったことは？」
「なぜ遠慮した？」
「どうして嘘をついた？」
「何が怖かった？」
こうやって自分に質問をすることで、自分の無意識の思い込みに気づいていけます。思い込みに気づくことで、その思い込みは8割ゆるみます。
学生の頃や幼い頃はその思い込みが必要だったかもしれません。でも今のあなたにとって本当に必要な思い込みでしょうか？
「私の言い方はダメだ」と思い込んでいると、ずっと顔色を伺い続けてしまいます。
今の自分にはもう必要ないなと思った時に、思い込みを手放すことができます。
いきなり大きく変わろうとすると、怖くなってしまいます。だから、まずは小さなことから。
・カフェで「ミルクは多めで」と注文してみる
・「今日はこっちのレストランがいい」と提案してみる
こうやって少しずつ「自分の意見を言っても大丈夫」と潜在意識にインプットしていきましょう。
思い込みを書き換えてラクに生きよう
すべての人に好かれるのは不可能です。
あなたが遠慮しながら付き合っている人は、本当に大切な人でしょうか？
もちろん、周りを思いやることは大切です。でも、常に「相手の期待に応えなきゃ」と思いながら生きるのは、あなたを苦しめてしまいます。
むしろ、本音で話せる関係のほうが、深くて心地よいものになります。
あなたの言葉を大切に思ってくれる人は、きっといるはずです。
あなたはもっと自由でいい。
少しずつでいいので、今日から「人の顔色を伺う」クセを手放していきましょう。
あなたがあなたらしく生きられることを、心から応援しています。
